「努力が足りない?」

ISM

おはようございます、眞殿です。

世界中で新型コロナウイルスと共存する道を選んだ国が多い今、日本ではワクチン接種が急速に進み、感染者数が激減し、多くの人々が街に戻ってきているようです。

このようにパンデミックが長く続く中、以前から日本ではその他の国では見られないある風潮があるといいます。

それは、、、
誰かが新型コロナウイルスに感染したとしても、それは「自己責任」であるというものです。

こうした考え方は日本以外の国ではされておらず、「自己責任論」は独特のものと言えるでしょう。

では、なぜ日本人はこのように受け止める人が多いのでしょうか?

それは、日本人の責任感の強さや能力主義が作用しているのではないでしょうか。

先日もお伝えしたように、日本は絶対的な学歴社会ではありません。

中卒でも起業できたり、仕事ぶりが認められれば平社員が社長になれる可能性もあります。

そうした個人の能力や成果がものをいう実力本位の「能力主義」では、「あなたが辛い状況にいるのは、努力が足りないからだ」という自己責任論に繋がるのです。

私は無責任でいるよりかは、自己の責任感を持つべきだと思います。

自分が苦しいのは誰かのせい、国や政治のせいなどと考えるよりはるかに良いはずです。

しかし、能力主義がある程度の力を持つ国に生きるのならば、やはり「能力」を身に付けなければならないことを自覚する必要も大いにあると感じます。

「能力主義」と「自己責任」のバランスをうまく取ることのできる人こそが、何をしても評価される価値があるのではないでしょうか。

あなたもこのバランスを取れるよう、毎日の中で留意してみてください。

眞殿勝年

Follow me!

コメント

タイトルとURLをコピーしました