おはようございます、眞殿です。
先日、日本の世帯年収の中央値は437万円であるものの、実際には平均所得金額以下の世帯が全体のおよそ6割を占めているという実態をお話しました。
この事実を見ても分かるように、日本の平均年収は先進諸外国の中でも圧倒的に低く、30年以上横ばいどころか下降しています。
海外で暮らす私はこちらの物価と日本の物価を比較し、日本のあまりの安さに驚くほどです。
最新の調査によると、インフレや格差の拡大が進むアメリカでは、家計を健全に保つためには12万2000ドル(約1400万円)の年収が必要だと多くの人が回答しています。
これはアメリカの平均年収である6万6665ドル(約760万円)の約2倍にあたる金額です。
しかし、実際には州によって平均年収は大きく異なり、年収1000万円でも低所得だとみなされる地域もあるほどです。
また、アメリカ人では「家計は極めて健全である」と回答した人が、新型コロナにおけるパンデミックにより大きく低下し、富裕層がより一層豊かになる一方で低所得の労働者は失業や生活費の支払いに苦しむという格差拡大が起きています。
こうして世界で巻き起こっていることをあなたはどう捉えますか?
所詮は海外の話、
日本には関係ないこと、、そう思っているようでは「格差の下に位置する人」になるでしょう。
この動きは決して対岸の火事ではありません。
日本も自身の年収だけで「健全な家計」を保てなくなる時はもう目前まで来ています。
それを忘れず、あなたの生活と人生が充実したものになるためには何が必要かを考え、行動できるよう過ごしましょう。
眞殿勝年
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