おはようございます、眞殿です。
「8人以内でお願いします」
昨日、東京都知事がそう口にしている場面が何度もニュースに取り上げられていました。
これは、新型コロナウイルスの新規感染が減少する中で、東京都が対策本部を開き、飲食店での会食人数制限を緩和したことによるものです。
日本は感染者が激減し、人々が活動的になっているんだなと感じる一方で、私はあることを思いました。
それは、、
このようなことにまでルールを設けなければならない日本の息苦しさです。
新型コロナウイルスが日本で蔓延し始めた頃、世間には自粛警察なるものが溢れました。
あの人はマスクをつけていない、
こんな時に出歩くばかりしている、、などと、新型コロナや自粛に対する感度が上がっていました。
そのような行為が横行する中では、人々は「作られたルール」に従わなければ行動できないと言うことを思い知らされたのかもしれません。
一方で、ルールを作らなければそれに従えない国民性にも悲しさを覚えます。
自身で考え、臨機応変に何事も対処する、、それが今の日本には欠けているのではないでしょうか。
いいえ、むしろ、昔からそうだったとも言えます。
私が子供の頃や、もっとそれ以前にも日本は凝り固まったルールに従わせる教育をし、皆が足並みを揃えて平等に、、そうしたことばかりを教えていました。
それでは自分で考える習慣や力が育たないのも納得です。
もっと自分の目で見て判断し、自分の頭でしっかりと考え、その時々の状況に合わせて対応する判断力や独創性を育むことが必要ではないでしょうか。
すると、日本はもっと心豊かで自由の多い国になるはずです。
そのことを一人でも多くの人に気づいて欲しいと思います。
眞殿勝年
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