「少子化、高齢化が招く『ある問題』」

ISM

おはようございます、眞殿です。

日本では年々、少子化が進み、2021年上半期(1~6月)の出生数は上半期の速報値としては2000年以降で最も少なくなりました。​​

その背景にはもちろん、新型コロナウイルスによるパンデミックがあり、感染等の恐れから子供をもうけることへの懸念があるのは明らかです。

こうした少子化の流れは日本のみならず、世界中で加速し、最後の人口爆発が起こるアフリカでもこれから先、出生率は下がっていくと言われています。

経済が発展し、暮らしが豊かになるに連れて多くの人々が教育を受けられるようになり、公衆衛生も普及してくると社会は「多産」から「少産」へと向かいます。

また、世界中で子供を産む女性が減少しているのも事実です。

一方で、少子化と並行して世界中で高齢化も加速しており、2020年にはすでに世界の11人に1人は高齢者となっていますが、2050年には6人に1人という割合に達します。

日本における高齢者の割合は、すでに総人口の28.7%に達しているので、より深刻と言えます。

これらの問題はよく「少子高齢化」と一括りにされますが、その因果関係はなく、子どもが減ったから高齢者が増えるわけでも、高齢者が増えたから子どもが生まれなくなったわけでもありません。

しかし、この2つの現象が同時に進むことで起きる問題があります。

それは、「勤労世代の減少」です。

加齢に伴い現役を引退する人がいる一方、少子化に伴って働き始める人が減少するため、勤労世代が年々減っていくのは免れないのです。

そして、その先にあるのは経済成長の停滞や後退です。

その時あなたの生活はどうなってしまうか、、

少子化、高齢化が招く問題は、もうすぐそこに迫っているということを自覚すべき時はもう来ています。

眞殿勝年

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