「未来をいかに想定できるか」

ISM

おはようございます、眞殿です。

以前、誰もが当たり前のように抱いている「マイホームへの執着」のように、固定観念を捨てなければ、あなたの生活を脅かすことになるかもしれないとお話しましたが、それを裏付けるあることが今、問題となっています。

その問題とは、新型コロナウイルスの影響で住宅ローンの返済に行き詰まる人が8万人を超えたということです。

コロナによって収入減少やボーナスの大幅カット、さらには失業に至り、住宅ローン破綻を起こす人が増加しているのです。

住宅金融支援機構が公表しているデータによると、​​25人に1人の割合で住宅ローンの返済に問題を抱えていることも分かっています。

こうした人々の多くは、​​ローンの返済期間が20~35年の長期に及ぶにも関わらず、「まさかこんなことになるなんて、、」と口にします。

しかし、それは本当にそうでしょうか?

20年後も、30年後も現在と全く同じ生活水準を保っている、もしくはそれ以上の水準に達していると設定することは本当に正しいのでしょうか?

私は、こうした考えが正しいとは到底思いません。

このような事態に備え、各金融機関は返済条件の変更に応じたり、条件変更時の手数料を無料にするなどの措置を実施しています。

しかし、返済条件が変更できれば大丈夫、今は支払いが厳しいがまたいつかまとめて返済すればいい、、などと考えているようでは、結局、根本的な問題はなんら解決せず、このローン地獄から逃げ出すことは不可能なのです。

まさか、そんな、こんなことに、、などと口にすることがないよう、未来をいかに想定できるかが重要だと私は考えます。

これは何も住宅ローンに限ったことではなく、全てのことに共通することです。

今置かれた環境や状況が、良くも悪くもこれから先ずっとあるものではないと考えられるかどうか、、それがとても大切だということを必ず頭に入れておいてください。

眞殿勝年

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