「個人で給与を確保する国」

ISM

おはようございます、眞殿です。

日本経済は「失われた30年」を過ごし、今後の10年もまた同様に、失われた日々をみすみすと経ていくことになるのでしょうか。

日本の平均年収や最低賃金、物価の安さについてはこれまで何度もお伝えしてきましたが、あなたはこれらの深刻さをどれほど理解しているでしょうか?

正直、日本から1歩も出ることがなければ、こうした日本の異常さを実感することは全くといってないでしょう。

だからこそ、海外に暮らす私は、皆さんに「事の重大さ」を分かって欲しいと思い伝えています。

生産性の低い日本では、給与が上がらない→物価も上がらないという負のスパイラルを繰り返しています。

もちろん、生産性の問題だけではなく、それ以外の多くの要因が絡み合って「失われた30年」を過ごすことになり、またそれが今後も続くでしょう。

事実、米国や英国、カナダなどは毎年2~3%の物価上昇があるものの、日本はほぼゼロで推移しています。

私は世界中様々なことろへ滞在してきましたが、日本と比較して物価が大きく安いと感じる国はほぼありません。

各国のいわゆる中間層の人々がしているような生活をすれば、物価価値は違ってくるでしょうが、それ以上を求めると日本ほど安い国はありません。

このように「失われた経済が続く国」に未来はないと確信したから、私は海外で生活することを決めました。

そこで、あなたに自覚して欲しいのは、
日本に暮らす以上、給与が上がらないのは仕方ない、
それは会社のせい、国のせい、政府のせい、、では済まされないということです。

日本は「会社や国が個人を保証してくれる国」ではなく、すでに「個人で給与を確保しなければならない国」になっています。

それを何より自覚し、失われた経済に左右されない「個人」になりましょう。

眞殿勝年

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