「身近などこにでも『差』は存在する」

ISM

おはようございます、眞殿です。

あなたは自分の賃金が平均より多いか少ないか知っていますか?

厚生労働省が発表した「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、全国平均は「30万7700円」(1ヶ月あたり)でした。

どうですか?

あなたの給与は多いでしょうか?それとも少ないでしょうか?

では、都道府県別の平均賃金はいくらか見てみると、最も賃金が高かったのは東京都で「37万3600円」、2位が神奈川県の「33万5200円」、3位が大阪府で「32万400円」、次いで愛知県、京都府となっています。

一方、賃金が低い県はというと、44位が宮崎県で「24万8500円」、45位・秋田県「24万6700円」、46位・岩手県「24万5900円」、47位・青森県「24万500円」でした。
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これらの平均賃金の差は最低賃金の差に比例しており、賃金の高い都道府県ほど最低賃金も高いという事実があります。

最低賃金(時給)の最も高い東京(1,041円)と、最も低い沖縄(820円)を比較すると221円の差があるのです。

昨今、社会格差や経済格差について、格差の下に位置する人ほどその差をなくすよう声高に訴えますが、こうした都道府県における賃金の差に気付いているでしょうか?

都心は地方より賃金が高くて当たり前、、誰もがそう認識するなら格差が広がっていくこともそれに比例して仕方のないことではないでしょうか。

それが嫌ならば、その差を埋めるための様々な要因を自身でカバーするしかないのです。

公平さを失い、平等ばかりを叫び、求める世の中の動きに疑問を感じることを忘れてはならないように思います。

また、どのようなことにも「差」はあるということを認識するべきです。

そして、その「差」が「ただの差」なのか、それとも「格差」なのかはあなた自身で判断できる理解力を持つべきなのです。

眞殿勝年

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