「11.2ドルへの壁」

ISM

おはようございます、眞殿です。

先日、厚生労働相は2021年度の最低賃金(時給)を28円引き上げることを決定しました。

28円という引き上げ幅は過去最高となり、全国平均の最低賃金は930円となりました。

あなたはこの「930円」という額が大きいと思いますか?

それとも小さいと思いますか?

最低賃金の引き上げは諸外国でも相次いで行われ、2021年の引き上げ率は、アメリカで4.3%、EU27カ国の平均は2.5%でした。最近発表された上海は4.5%、オーストラリアは2.5%、カナダは11.6%となっています。

また、韓国は来年の最低賃金を5.1%引き上げると決めています。

では、先進諸国における最低賃金の平均値はどのくらいか知っていますか?

およそ11.2ドル(約1232円)です。

オーストラリアやフランス、ドイツなど多くの国で、その平均値を大きく上回っていますが日本はどうでしょう?

日本の930円という金額が1232円と比べ、どれほど低いか言うまでもありませんね。

先進諸国の中で間違いなく最も低い最低賃金で働いているのが日本人なのです。

あなたはこれをどう受け止めますか?

これからは「個人の生産性にかかっている」としか言いようがない時が既にやって来ているのです。

眞殿勝年

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