おはようございます、眞殿です。
先日、日本における65歳以上の高齢者が総人口に占める割合は29.1%で過去最高を更新し、日本は世界で最も高齢者の割合が多い国となったということをお話しましたが、それがどれほど深刻化しているか理解しているでしょうか?
それを端的に表すのが、現役世代に対する65歳以上人口の比率である「高齢者負担率」です。
つまり、現役世代が何人で1人の高齢者を支えているかを示しているものです。
では、日本における「高齢者負担率」はどのくらいだと思いますか?
なんと、、、日本は2.01人で高齢者1人を支えていることになります。
これを世界ランキングで比較してみると、2位のフィンランドが2.73人、3位のイタリアも同率の2.73人、次いで4位のポルトガルが2.82人なので、日本の割合がいかに高いかが分かります。
現役世代の負担が世界で一番大きな国、それが日本ということです。
しかし、この割合には歯止めか効かず、2025年には1.8人にまで減少することが予測されています。
このままで日本の年金制度は破綻しないのか、、?誰もがそう疑問に思うはずです。
だからこそ、日本政府は「資産形成」をするよう国民に推奨しているのです。
「資産形成」を進める裏には、
年金だけで本当に足りると思いますか、
将来を保証するのは国ではありません、と『言わずとも悟れ』と匂わせているのです。
多くの人が未だ見ぬ将来に不安を感じていることは確かですが、その不安を解消するべき行動を取るのか、それとも何もせずただ見ているだけなのか、、
決めるのはいつでもあなた自身です。
眞殿勝年
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