「1億円使いたい人」

おはようございます、眞殿です。

世の中の多くの人は余程お金に対して無頓着な人以外、お金に関心を少なからず持っているはずです。

そして、その関心の多くが「今よりお金持ちになりたい」というものでしょう。

お金持ちとは、読んで字のごとく「お金をたくさん持っている人」のことです。

それくらい誰でも分かっていると思うでしょうが、ほとんどの人はこの時点である勘違いをしています。

それは、「本当のお金持ちは多くのお金を持っている」が、
「お金持ちになりたいと憧れている人は多くのお金を使うことがお金持ちだと思っている」ということです。

つまり、世間の多くの人が言う「億万長者になりたい」とは、「1億円を使いたい」と言っているようなものなのです。

ところが、億万長者になることはそれとは全く正反対のことです。

お金持ちは簡単にお金を使わず、常にお金を増やすことを考え、そのための行動をしている、、だからお金持ちなのです。

大金を使って派手に買い物し、贅沢をすることは「ただのお金持ちの気になっている」ことに過ぎません。

日本では適切な言葉がありませんが、英語では「リッチネス」と「ウェルス」には明確な違いがあります。

「リッチネス」とは単なる物質的な豊かさに過ぎず、「リッチ」とはまさに「多くのお金を使うことがお金持ちだと思っている」ことの表れかもしれません。

一方、「ウェルス」とは富であり、その価値は将来的に今よりも多くのものを手に入れる選択肢や柔軟性、成長をもたらすことなのです。

私たちが本当になるべきは「リッチネス」ではなく、「ウェルス」であることを認識すれば、お金の使い方や関心すべき点が変わることは間違いありませんね。

そして、日頃の消費行動を改めて見直してみましょう。

眞殿勝年

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