「本当の意味でのグローバルイシュー」

ISM

おはようございます、眞殿です。

前回、日本をはじめ、世界各国が行なっている南アフリカなどアフリカ南部8か国に対する渡航制限は「世界のアフリカ排除」に繋がっているとお伝えしました。

それは新型コロナウイルスが世界に蔓延し始めた頃、同じくして世界中でアジア系差別が起きたことと同じであり、とても無意味で悲しいことです。

そこで、関心を示すべきは南アフリカをはじめとするアフリカ諸国が抱えている「ワクチン格差」の問題です。

ワクチン先進国では3回目のブースター接種が進む一方で、南アフリカでは1回目のワクチン接種をした人の割合はおよそ30%に留まっています。

しかし、アフリカではさらに接種率が低い国が多く、ワクチンの不平等が続いています。

こうした「ワクチンの不平等」に対し、先進諸国が世界中にワクチン提供をする中、中国はこれまでアフリカに2億回分のワクチンを提供し、さらに10億回分追加するほか、医療従事者など1500人を派遣すると表明しました。

また、アメリカはCOVAXを通し、低所得国・低中所得国に対して11億万回分以上のワクチンを提供しています。

では、日本はどうでしょう。

6000万回分の提供を目標にするものの、実際には​​2300万回ほどが提供されたのみです。

ワクチン接種の開始時期こそ遅かったものの、日本国内の接種率は世界でもトップレベルに達し、自国民の安全を最優先する力は証明されたでしょう。

その一方で、先進国としてするべきことは国境閉鎖だけではないように思います。

途上国ではマスクが手に入らない人もいれば、皆が清潔なマスクを毎日着用できるわけではないという事実もあるように、私たちがもっと見るべき視野を広げて行かなければなりませんね。

私はこれからも自分にできることを続けていきたいと思います。

眞殿勝年

Follow me!

コメント

  1. 千葉恵美 says:

    通常のニュースからは見えて来ない貴重な情報を有難うございました。

    • madono madono says:

      どのような情報も見方を変えるとまた違ったことが見えてきます。
      自分だけの視野に凝り固まらないことが大切ですね。

  2. Masatoshi Okada(岡田 正俊) says:

    眞殿様。いつもありがとうございます。私も眞殿様と同感です。何か出来ることは必ずあるはずです。私も以前ボランティア活動や若い頃は海外青年協力隊でクウェートに行った経験があります。また阪神淡路大震災や東北大地震の時にもボランティア活動をして来まし。まだまだ世界中で多くの方々が色々な目に合って苦しんでいるのが現状だと思います。自分も眞殿の様のように多方面でも活躍されているので出来る限りの貢献が出来るようにしたいです。今の日本は裕福に成りつつあるかも知れませんがまだまだ色々な問題を抱えているのが現状です。自分もその中にいる国民の一人に過ぎません。眞殿様のシステムで稼ぎ自分の今の生活をより向上させ少しでも余裕が出来れば何か出来る事をやり少しでも多くの困っている方々を救いたいです。どうかこれからも御指導承りますようよろしくお願い致します。

    • madono madono says:

      様々なボランティア活動をしてこられ、素晴らしいですね。
      日本は一見豊かに見えるかもしれませんが、心の中が本当に豊かなのかと問われると疑問を持ちます。
      人として豊かになり、自分ができる限りのことをずっと続けていこうと私は思いますよ。

タイトルとURLをコピーしました