「『質の良い消費』とは?」

ISM

おはようございます、眞殿です。

私たちは日々の生活の中で多くの「消費」を繰り返して生きています。

ふらっと立ち寄ったコンビニで買い物をしたり、コーヒーショップでドリンクを飲んだり、ランチにお弁当を購入したり、スーパーで生活用品を揃えたり、デパートで洋服を買ったりなど、多くの消費を行っています。

では、あなたが消費をする上で最も重要視していることは何ですか?

それは、ほとんどの人にとって「価格」ではないでしょうか。

例えば、あなたが卵を買うとしましょう。

スーパーには1パック200円の卵と1パック500円のものが並んでいます。

さて、どちらの卵を買いますか?

(ちなみに、2021年9月に総務省統計局が実施した小売物価統計調査によると、全国のスーパーで売られている鶏卵1パック価格の平均は225円だそうです。)

ほとんどの人が1パック200円の卵を購入するでしょう。

それはなぜか?

安いからです。

では、1パック500円の卵を購入する人は誰もいないのでしょうか?

そんなはずはありません。

1パック200円の卵を産む鶏が積み上げられたケージにぎゅうぎゅう詰めで飼育されるのに対し、1パック500円の卵を産む鶏は平飼いで自由に飼育され、運動も思うようにできるためストレスも少なく質の良い卵だとしたら?

与えられる餌の質も安全性も大きく異なるものだとしたら?

1パック500円の卵を買う人は必ず存在します。

つまり、物の価格だけにとらわれていると見えないものが多くあり、「質の良い消費」がなされないことが多々あるのです。

あなたの消費が常に価格だけで判断され、本当の価値を見出すことのできないものになっていないかどうか、、今一度見つめ直してみてください。

眞殿勝年

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