「無意識のバイアス」

ISM

おはようございます、眞殿です。

あなたは女性らしらさや男性らしさとは何だと思いますか?

この度、内閣府は「性別に基づく無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)」について初めての調査を実施しました。

質問は「家事・育児は女性がするべきだ」「組織のリーダーは男性の方が向いている」などの家庭・コミュニティ領域と職場領域での性別役割、「女性は感情的になりやすい」などといった性別に基づく思い込みに関するものの36項目あり、それらについて「そう思う」「どちらかといえばそう思う」「どちらかといえばそう思わない」「そう思わない」の4段階で回答したものです。

この調査によると、
男女ともに1位となった項目は「女性には女性らしい感性がある」で、
2位も男女ともに「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」となったそうです。

あなたはこの結果を見てどう思いますか?

日本では今年、東京オリンピック大会組織委員会の前会長である森氏の発言などを受け、女性蔑視への批判が高まり、ジェンダーギャップ指数で日本が先進国最低レベルであることもメディア等で大きく取り上げられました。

しかし、内閣府の行った調査を見れば分かるように、こうしたジェンダー意識の低さは国民の意識の表れだということは明らかです。

人々の無意識のバイアスが至ることろで作用しているのです。

女性に女性らしい感性があるならば、男性にも同様なものがあるはずですし、女性がもっと社会進出するべきだというならば、それぞれが経済的に独立することが求められます。

「ご都合主義の平等」は成立しないのです。

男女ともに誰もが公平に、そして心豊かに暮らすことのできる社会作りを目指して行きましょう。

眞殿勝年

 

調査結果
(令和3年度 性別による無意識の思い込み (アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究)

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