おはようございます、眞殿です。
サントリーホールディングスの新浪社長が「45歳定年制」発言をし、物議をかもしていますが、コロナ禍でこれまでの働き方が大きく見直されつつあると感じます。
リモートワークやテレワーク、ギグワークが浸透し、一人一人の仕事に対する向き合い方に変化がもたらされたはずです。
実は、そこには大きな分かれ目も起きているのです。
テレワークやギグワークを通し、自分自身で仕事をこなすこと、回すことにやり甲斐を感じて企業したり、副業を始めて新たな収入源を作ることなどに成功した人。
一方、コロナ禍で目標が見えず将来に不安を持ち続け、身動きのできない人。
この差はどんどんと広がり、やがて埋めることのできない大きな差になっていくのです。
こうした格差社会が進むことへの確実性に、今の日本で暮らす人々がどれ程気付いているでしょうか。
まだ多くの人がその深刻さに全く気付いていないと感じます。
しかし、私は海外で暮らすようになり、日本という国は本当に恵まれている国だと実感します。
海外の多くの国では、学歴社会が根強く、大学を卒業しなければまともな就職先も見つからず、日本のように中卒でも経営者になることができたり、仕事さえできれば上を目指せるという社会は存在しません。
また、家柄や階級など、生まれながらにして人々を分け隔てるものがあるのです。
もちろん全ての国がそうではありませんが、日本が後進国や発展途上国だと認識している国の多くでもそのような現状にあります。
必ずしも努力が報われるとは限らないのです。
それに比較し、日本がいかに恵まれているかということを知って欲しいと思います。
あなたには目指せるものがあり、目指せばそこにたどり着くことのできる社会があるのですから。
眞殿勝年
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