「生産性の欠如」

ISM

おはようございます、眞殿です。

先日、日本の最低賃金の全国平均額は先進諸国の中で最も低いということをお伝えしましたが、日本は生産性向上率の面でも30年に渡り、G7の中で最下位というお粗末な結果が続いています。

私は、この「最低賃金の低さ」と「生産性の低さ」の両者は互いに影響し合い、今の日本を作っていると考えます。

賃金の低さが生産性を下げる、はたまた、生産性が悪いから賃金が上がらない、、そうやって足の引っ張り合いをしているのです。

では、その元凶は一体何か?

それは、、、「日本人の生産性の欠如」にあるのではないでしょうか。

あなたは自身が何か失敗した時や、間違いをしてしまった時、それを素直に受け入れ、認め、そして改善し、前に進むことができているでしょうか?

つまり、まず自分の非を認めることができていますか?

これができていない人が非常に多いように感じるのです。

あなたの身に起こることが全て、あなたの望むように行くとは限りません。

それが世の常です。

しかし、思うような結果や、望んでいた答えとは違ったとしても、それを受け入れることができなければ前に進むことはできません。

そうです、、容認しない限り、生産的な人間にはなれないのです。

現状に不満ばかりを抱き、不平ばかりを述べているようでは決して生産的とは言えないのです。

生産的でない人の元には、建設的な考えも行動も生まれません。

それはまるで、今の日本を表しています。

新型コロナウイルスが蔓延しているのはあたかも国や政府のせいだと言い、自らの行動を改めることもなく、誰かのせいにし、一向に変わろうとしない。

そのような人に明るい未来があるとは到底思えません。

人は常に前向きでいられる訳ではありません。

しかし、生産的であることを忘れなければ、未来は確実に明るくなって行くのです。

眞殿勝年

※労働生産性の国際比較2020(記者発表資料をご覧になりたい方はこちら)

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