「国民負担率」

ISM

おはようございます、眞殿です。

あなたは「国民負担率」という言葉をご存知でしょうか?

実は、昨年この国民負担率が過去最高となり、日本国民に重くのしかかってきているのです。

では、それは一体どのようなものなのでしょうか?

「国民負担率」とは、国民が支払う国税や地方税と、年金や健康保険料などの社会保障負担の合計が国民所得の何%を占めたかを示す指数で、公的負担の重さを国際比較する指標の一つです。

つまり、この割合が増えれば増えるほど、一人一人の負担が大きくなるのです。

そして、昨年2020年度には46.1%と、前年度実績の44.4%から1.7ポイントも急上昇して過去最高になったのです。

急上昇した要因としては、新型コロナウイルスにより国民所得が大きく減ったことが挙げられます。

財務省が国民負担率計算の元にした国民所得は377兆円であり、昨年から比較すると6%も減少しています。

負担率が46.1%ということは、約半分に近い額を税金として支払っているということになります。

あくまでこれは平均値ですので、言うまでもなく所得の多い人ほど多くの税金を支払っているわけですから、その負担率はより大きくなり、所得の少ない人ほどその負担率は小さくなります。

では、あなたの所得における負担率はどのくらいでしょう?

その割合を把握できているでしょうか?

次回、さらに大切なことをお話していきます。

眞殿勝年

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