「日本人特有の金銭感覚」

ISM

おはようございます、眞殿です。

私はこれまで幾度となく、「日本人は変化することが苦手である」とお話してきましたが、日本に暮らす多くの人々はそれを理解できていないでしょう。

私は海外に暮らし、日本を客観的な目で見ているのでよく分かりますが、様々なことの展開の速さが海外と日本では比べ物になりません。


「日本は先進国である」という認識を日本人のほぼ100%に近い人が持っているでしょうが、その感覚はとっくに崩れています。

それを最も表しているのが、日本人のお金に対する意識の低さです。


日本の銀行は0.001%程のありえない低金利にも関わらず、いまだに多くの日本人は
貯金さえしておけば安心だという幻想を抱いています。

普通預金ならば、1000万円を1年間預けても100円しか利子が付かないような銀行に、多くの人が預貯金をしているのですから、感覚がずれているとしか言いようがありません。


これは先進国の中でもありえない金銭感覚です。

アメリカの家庭における金融資産合計に占める現金や預貯金の割合は、13.4%しかありません。

それ以外の資産は全て運用し、「活動する資産」としているのです。

資産運用を積極的に行うからこそ、以前にもお伝えしたように、日本人とアメリカ人では10年後、20年後の資産が大きく違ってくるのです。


貯金さえあればなんとかなる、、このような日本人特有の大きく間違った考えを改めない限り、生涯お金に苦しむことになるのは必須です。

あなたもしっかりとこれからのお金のあり方を考えて行きましょう。

眞殿勝年

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