おはようございます、眞殿です。
前回、大学を卒業後、就職し、60歳の定年まで働くとすると、38年間働くこととなるとお話しましたが、人生100年時代と言われる今では、定年後の人生が40年もあるかもしれないのです。
あなたはこのことを真剣に考えたことがあるでしょうか。
「働いている年数よりも、働かない年数の方が長くなる」となると、誰がどう考えても、「一つの仕事、一つの収入だけでは到底足りない」と言い続けている私の考えが理解できるはずです。
ある統計によると、大学・大学院を卒業し、正社員としてフルタイムで働き、60歳までに得る生涯年収(退職金は含まない)は男性で約2.7億円、女性で約2.2億円になるそうです。
しかし、これは給与の総額であり、「手取り」ではありません。
実際には、税金や保険料などが差し引かれ、生涯の手取りは、男性で約1.8億~2.1億円、女性で約1.5億~1.7億円ほどになるでしょう。
また、これはあくまで平均額に過ぎないので、実際には7割ほどの人が生涯年収の平均よりももっと少ない金額になります。
では、あなたの生涯年収はどれくらいでしょうか?
計算したことがありますか?
多くの人は考えたこともなく、ただ毎月の給与を見て先月より多い、もしくは少ないな、、くらいの感覚しかないはずです。
しかし、それでは、定年後の40年を生き残れるわけがありません。
働いている年数よりも、働かない年数の方が長くなることが予想される今、たった一つの収入源しか持たない人は、老後貧困に陥ることは避けられないと言えるのです。
まして、毎月の給与を使い果たし、少しも残らないような人は論外です。
ですから私は「収入源をいくつも持つこと」を、こうして何度も言い続けているのです。
あなたの生涯年収が少しでも増える努力をいち早く行う必要があるということ、、一人でも多くの人に自覚して欲しいです。
眞殿勝年
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