「仮想通貨は常には上がらないが、株式は」懐疑派から一転の米メディア創設者、僅か1週間でビットコイン投資撤退か

Blockchain
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22日の相場

22日の仮想通貨市場が調整局面。ビットコインは前日比-3.2%、イーサリアムが約-8%だ。主要銘柄だけでなく、ミドルキャップやスモールキャップ銘柄など全体的に下落している。

出典:CMC

出典:FTX

損切りするDave

米国のスポーツ・サブカルチャーメディア、Barstool Sportsの創設者は、勧めを受け、ビットコインやLINK(Chainlink)を購入していたが、すぐに手放すことになったようだ。

Dave PortnoyはBrastool Sportsの創設者として知られ、新型コロナの感染拡大によりプロスポーツが活動の縮小を余儀なくされている中、話題提供として株のデイトレードを取り組んでいた。

仮想通貨については懐疑的な見方を示していたものの、仮想通貨取引所Geminiを運営するウィンクルボス兄弟から仮想通貨についての説明を受け、BTCとLINKの購入に至った。

この時(8月13日)Dave Portnoyは、20万ドル相当(約2140万円)のBTCと5万ドル相当(約535万円)のChainlink(LINK)を購入している。

しかし、購入からわずか一週間ほどで同氏は仮想通貨を手放していることを告白、特にLINKの下落が響いたと見られる。

LINKを購入したと見られるのが8月13日で終値では17.2ドルほど。その後LINKは上昇し、一時は20ドル付近にまで上昇した。しかし、のち急落し記事執筆時点では14ドル以下にまで下落している。

上記ツイートでは、25,000ドル(260万円)を失ったことが推測され、ビットコインを手放したとしており、のちに、以下のようなセリフも投稿した。

仮想通貨は常には上がらないので、それからは離れた。一方で、株式は上がり続けている。

同氏の場合、仮想通貨の取引は話題提供の側面もあり、必ずしも投資のみの観点から判断しているとはいえない面もある。

ブロックチェーン企業BlockstreamのAdam Backは同氏の投稿に対し、仮想通貨市場を離れることが最悪のリスクとし、ビットコインを購入し、長期保有することを勧めている。

また、人気トレーダーのJosh Ragerは、「Daveのように、ディップ売りはしないほうがいい」と指摘している。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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