イギリスの仮想通貨事情
イギリスの金融行動監視機構(FCA)の最新調査によると、イギリスにいる居住者の3.86%が仮想通貨(暗号資産)を所有している。
3.86%の割合とは、190万の成人に相当する。今回の調査は18歳以上の2681人を調査対象としていた。
また、75%の仮想通貨所有者が1000ポンド(約13万円)以下の仮想通貨資産を持つ。多くの仮想通貨保有者はブロックチェーンなどの技術に対する知識があるという。
購入理由、銘柄等
報告によると、「お金を増やすギャンブルの手段」が仮想通貨を購入する最も人気な理由とされている。
また、多くの所有者はイギリス以外の取引所を利用している点も明らかになった。
最も知られている仮想通貨銘柄に関して、調査対象の10%以上が聞いたことのある銘柄は順番に、ビットコイン、リブラ、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、BSV、ライトコインとなった。
FCAの責任者Sheldon Millsは調査報告で、結果が示すデータは今後FCAが仮想通貨市場および投資家に対する理解を深める上で重要なものとなる、とコメントした。