おはようございます、眞殿です。
現在、日本では「SDGs」や「サスティナブル」などの言葉を用い、環境問題に取り組む動きが強まっています。
多くの人に最も身近なところでは、スーパーなどのレジ袋が有料化されたことではないでしょうか。
皆がマイバッグやエコバッグを使用することで、プラスチックゴミを減らそうという考えに基づいたものです。
日本では昨年の7月からレジ袋有料化が始まり、もう1年以上が経過しているにも関わらず、今、改めてこの制度に批判が集まっているようです。
なぜなら、この政策を実行した小泉前環境大臣の退庁に伴い、レジ袋有料化の廃止を求める声が高まっているというのです。
そもそも、小泉氏はこの政策の目的について、環境改善効果を狙った訳ではないとした上で「レジ袋の有料化をきっかけに環境への問題意識を持って欲しいと説明してきたようです。
しかし、消費活動で発生するレジ袋の削減を機に、海洋プラスチックごみの削減や各環境課題への対応、プラスチックの過剰な使用の抑制ができ、延いてはライフスタイルの見直しを行うことができると私は思います。
実際、レジ袋の使用に規制をかけている国は世界で60カ国以上ありますし、私が現在暮らしている国でもレジ袋の有料化は実施されているため、皆がマイバッグを持参し買い物をしていますし、お金を払って購入する場合でもプララスチック製ではない袋になっています。
このような世界の動きを見ても未だに日本では、レジ袋が必要か否かの確認が煩わしいことや、エコバッグによる万引きが増加し、誰が得をしているのか分からない、、とまで言う始末です。
損得の問題ではないことは誰でも理解できるはずなのに、これでは呆れますね。
日本で巻き起こっている問題や、注目を集めている話題がいかに世界とずれているかをもっと考えて欲しいと思います。
そして、もっとグローバルな価値観を培っていきましょう。
眞殿勝年
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