おはようございます、眞殿です。
あなたは日本が「豊かな国」だと思いますか?
多くの人は日本が豊かな国だと信じていることでしょう。
1989年、世界企業の時価総額ランキングでは、NTTが世界トップの座に輝き、第5位までの全てを日本企業が占め、世界中の企業を圧倒していました。
しかし、それから30年後の2019年の時価総額ランキングでは、
日本企業は50位以内に1社のみランクインするだけとなっています。
かつて、世界をリードした大企業は軒並みその勢いを失い、今や、世界レベルで戦える企業はこの国には存在しないのです。
また、この30年間の「国民一人当たりの名目GDP」をG7各国と比較してみると、1990年の名目GDPでは、日本は世界第1位です。
しかし、30年後の2019年には第6位に転落してしまいました。
G7の下から2番目という転落ぶりです。
これでもまだ、あなたは日本が豊かな国だと思いますか?
そうです、、30年前、日本は確かに「豊かな国」でした。
しかし、もはやその根拠はどこにもありません。
今、この日本を豊かだと言っているのは、30年前の日本を全盛期で過ごした人々の幻想でしかないのです。
昔は良かった、
あの頃は勢いがあった、
お金が飛ぶように動いていた、、そのようなバブル絶世期の昔話を聞くことが多々あります。
昔を懐かしみ、良かった時代を胸に秘めていることは人として当然です。
そのことを否定するつもりはありませんが、時代はとっくに変わりました。
それを受け入れなければ、日本はますます貧しくなっていくでしょう。
そして、あなたもその波に飲まれてしまうのです。
では、そうならないために何ができるか?
この続きは次回、お話していきます。
眞殿勝年
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