bitFlyer、欧州・日本間のクロスボーダー取引を開始
仮想通貨(暗号資産)取引所を運営する株式会社bitFlyerは30日、日本で展開するbitFlyerとbitFlyer EUROPE S.A.の顧客間でクロスボーダー取引のサービスを提供することを発表した。
bitFlyer EUROPE S.A.の取引ユーザーに対し、BTC/JPYペアの取引を提供する。
クロスボーダー取引は、異なる国や地域にある2つの事業体間における取引のことで、bitFlyerは規制下のライセンスのもと運営する取引所間でこれを実現する。
国際的にも対法定通貨で取引量の多いビットコインのJPY建取引を国外でも提供。日本のbitFlyerユーザーにもメリットとなる、BTC/JPYペアの流動性向上も目指す。
同社はリリースで、「グループの長期的な目標は、日米欧のお客さまがグローバル共通のプラットフォームですべての取引ペアを利用できるようにすること」とコメントしており、日本の取引所でも米ドル建やユーロ建の取引が実現する可能性も示唆した。
bitFlyerは今月25日、bitFlyer Europeの公式ツイッターを通じて、新たなトレーディング機能に関する発表を30日に控えていると公表していた。
Wednesday 30th September 2020. Remember the date. We’ll be announcing a new trading feature which is truly unique. pic.twitter.com/PprhjVf9hX
— bitFlyer Europe (@bitFlyerEU) September 25, 2020
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用