おはようございます、眞殿です。
昨日、内閣府は「2020年の実質GDPは−4.5%」となると発表し、リーマン・ショック時を超える落ち込みが確実なものとなりました。
一方で、経済活動の段階的再開に伴い、7〜9月以降は徐々に回復に向かい、2021年度の実質成長率見通しは+3.4%を見込んでいるといいます。
これほど日本のGDPがマイナス値を示している中、また、現在、毎日増加し続けている感染者数を見ても経済が回復するなど到底あり得ません。
日本政府の考えは甘すぎます。
頭の中がお花畑としか言いようがありません。
あまりに現実が見えていない、、現実はもっともっと厳しいのです。
例えば、2020年5月の完全失業者数は198万人を超え、前年同月比では33万人も増加しています。
新型コロナウイルスの及ぼす影響がどれほど大きいか、数字だけを見ても明らかなのです。
また、4月には約600万人いた休業者の一部がその後、仕事に戻ったものの、現在でも400万人を上回る人々が休業をしており、彼らのどれほどが再び仕事を始めることができるのか、、そこに期待や希望など持てないのが現状です。
今後、完全失業率がさらに悪化することは逃れようのないことなのです。
私は人生を充実させるためにも希望を持つことは大切だと考えています。
しかし、現実を見ることはそれよりはるかに重要なのです。
世間には、マイナスの情報や悲しいことを見たくない、聞きたくないと言い、ニュースや新聞を見なかったり、世の中の流れを無視する人がいます。
知りたい情報、欲しいことだけをYou Tubeや検索サイトで見るという人がいます。
それはただの現実逃避です。
あなたが見たいもの、見たくないもの、知りたいか否かに関わらず、世の中は多くの失望や望みの持てないもの、悲しいことで溢れています。
しかし、その現実を知るからこそ、打開策や改善策を打つ力が身に付き、マイナスをプラスに変える力が身に付くのです。
自分に都合の良いことだけを見て、現実を見ようとしない人には現状を変える力などないのです。
今、日本で起きていること、自分の住む国やすぐ身近なところで起きていることを直視し、何をするべきか本当に考えて行動しなければならない時です。
眞殿勝年
コメント
自分の身は自分で守るしかないのをあらためて痛感しています。
そうですね、誰かが守ってくれるという他力はやめましょう。
ごもっともな事を氏はおっしゃっております。同感です!!
日本国のトップの方達の劣化が激しいです。日本人としての魂が伝わって来ません。故に彼らの伝えることがドッシリと伝わって来ません。きっと革命が静かに進行しているのではと勘ぐりたくなる状況です。世界もこれに似たようなものと感じております。
私が言いたいことは政府だけが悪いということではありません。
特に今の新型コロナの問題は国や政府、国民みなの問題ですから、皆が協力して行かなければなりませんね。