「良い行いこそ波及する国へ」

ISM

おはようございます、眞殿です。

私が滞在している国のニュースでは、
連日このような報道がされています。

国や政府、一般の人などが、コロナウイルスの影響を受けて食べることが難しくなってしまった人々に、お弁当、食料品やお菓子、お水などがセットになったものの配布、マスクや消毒用ジェルなどの配布を行っています。

飲食店を営んでいる人の中には、自身のお店で炊き出しを行い、振舞っている人も多くいます。

そのような素晴らしい活動を取り上げているのを見ると、とても感動します。

このような時こそ、できる人が支え、助け合って生きている事を実感します。

一方、日本のメディアはどうでしょう。

多くの人が、開店前からパチンコ店に並んでいる様子を取り上げてみたり、
潮干狩りやサーフィンに行く人の様子を伝えたり、、見ていてとても不快感しかない報道が目につきます。

こうした身勝手な行動をする自己中心的な人の様子を報道する事で、抑止力になると考えているのでしょうか?

むしろ逆効果のように感じてなりません。

日本にも素晴らしい活動をしている人がいます。

そういった活動を、メディアはもっと取り上げるべきではないでしょうか。

以前、私がお伝えした、「Clap for our Carers」に参加する日本の方も増えているようですし、
最近では、ゴミ収集業者の方へ感謝を伝える手紙を貼る行為も見受けられるようです。

自粛することすらできない愚行を伝えるよりも、良い行いこそ伝え、波及して欲しいものです。

今回のコロナウイルスによって多くのことが明るみになったと、私は感じています。

先進国と言われる日本の脆弱さや、倫理観の欠如、そしてあまりにも低い危機管理能力、、

世界の危機、そして日本の危機にこれほど国民が鈍感だとは思ってもいませんでした。

私は、海外と日本とのハイブリッド生活を送っていて、両者の比較ができる立場にあるからこそ、それを痛感しました。

日本には、日本独自の素晴らしさや誇れる部分が多くあるはずです。

その良さを失うことなく、唯一無二の日本を取り戻して欲しいです。

そのためにも、支えあう心を持ち、責任ある言動で、今、何が必要なのかを見極め、毎日を大切に生きていきましょう。

眞殿勝年

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コメント

  1. 芦田亜子 says:

    仰る通りですね、良い行いを、取り上げれば心も穏やかに良い気持ちになれます、 良心を、持った日本人は、何処にいったのか?
    自粛警察、嫌な言葉です、
    メディアが、取り上げるから益々 嫌がらせ、心が、すさんでますね、

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