おはようございます、眞殿です。
前回、世界で最も裕福な女性の一人であるマッケンジー・スコット氏についてお話しました。
慈善家として熱心に活動し、これまでに寄付した総額は約85億ドル(約9360億円)を超えるものの、彼女の資産は毎年増加し続けています。
また、日本における個人寄付総額の少なさは先進国でも最低レベルですし、人助けやボランティア活動を数値化した「世界寄付指数」によると、日本は世界で最下位グループに入っているほどです。
私はここに日本のお金に対する根深い闇を感じます。
それはどのようなことかと言うと、、、
冒頭で触れたマッケンジー・スコット氏の活動に対し、私自身は本当に尊敬の念しかありませんが、日本のネットでは、
巨額な寄付など節税にすぎない、
それだけの財力があるならもっと他の制度をどうにかしろ、
持ち金を全て寄付するなら尊敬するが、自慢げに寄付アピールするな、、などと散々なことを言う人がとても多くいます。
このような残念な人々には、自分が同じだけの行動をしてから初めて文句を言えと思いますが、要は、世の中には「お金持ちを素直に讃えることのできない人が多くいる」ということです。
世界中どこでもその傾向はありますが、日本はよりそれが強いとはっきりと言えます。
つまり、経済的に豊かな人に対して「たくさん稼いで素晴らしいね」と言える人はほぼいないのです。
それなぜでしょうか?
経済的に豊かな人を妬み、妬む人は多くいますが、貧しい人を妬む人がいるでしょうか?
貧乏な人を見て、僻む人がいるでしょうか?
決していません。
それこそが、日本の抱える問題なのです。
では、この問題が何を引き起こすと思いますか?
それは、、、
この続きは引き続き明日お話していきます。
眞殿勝年
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