おはようございます、眞殿です。
日本では2018年が副業元年とされ、少しづつ副業や兼業が解禁され始めました。
しかし、まだまだほとんどの人が本業以外の仕事を持っているとは言えません。
では、その実態はどうなっているのでしょうか。
厚生労働省が2020年7月、インターネットによる「副業・兼業に関する労働者調査」(20歳未満から65歳以上までの男女が対象)を行ったところ、「仕事は1つのみ(副業なし)」が90.3%に登り、「仕事は2つ以上(副業あり)」はわずか9.7%でした。
つまり、10人に1人にも満たない割合でしか副業や兼業は行われていないのです。
あなたはこの割合を少ないと思いますか?
それとも多いと思いますか?
私は非常に少ない、、少なすぎると思います。
そして、この「仕事を2つ以上(副業あり)持つ人」の約4割が「1つの仕事だけでは収入が少なすぎて生活ができない」と答えているのです。
つまり、本業だけでは生活が成り立たない人が副業や兼業をしているのです。
これは、先進国どころか、主に途上国に見られる働き方です。
こうしたダブルワークやトリプルワークの形態を私は海外で幾度となく見てきました。
私がいつも言っているように、「収入の柱はいくつも持つべき」ではありますが、本業だけでは生活が成り立たないから副業をするというのは、「稼げない人」の典型です。
本業がうまくいかない人は副業もうまく行きようがありません。
そのことを認識し、副業や兼業をすることの意味をもう一度考えてみてください。
眞殿勝年
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