音声SNSアプリClubhouse、NFT事業に進出へ

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Clubhouseの新たなコンテンツ戦略

米音声SNSアプリサービス「Clubhouse」が新たなコンテンツ戦略を発表。コンテンツのトークン化やNFT販売の領域へと事業を拡大する。

Clubhouseは昨年4月に誕生し、特に今年に入って以降、ユーザーが急増し話題を席巻した。暗号資産(仮想通貨)業界でもコンテンツ配信ツールとして人気を博している。アプリの特徴は音声のみの対話形式で、テキストやレコーディングなどができない。そのため、業界著名人や有識者が気軽に実施できるほか、なんでもプロジェクトに聞けるAMAは特に需要が高いという。

一例として、米テスラ社のイーロン・マスクCEOが1月末にClubhouseで放送を行い、火星探索やAI、教育だけでなく、ビットコイン(BTC)やドージコイン(DOGE)に関しても自身の見解を披露した事例がある。

今回、Clubhouseは、コンテンツのトークン化やアート作品のNFT(非代替性トークン)販売に特化したプラットフォーム『BlockhouseCH』のローンチに取り掛かっていることを明かした。

BlockhouseCHは、人気アーティストや仮想通貨投資・パーソナルファイナンスの有識者、NFTマーケットプレイスなどを集合させるもので、インハウスクリエイターによってトークンされたコンテンツはrally.ioといったソーシャルトークンプラットフォームで販売する。また、Clubhouseを利用するフォロワーの多いインフルエンサーと連携し、デジタルアートをマーケティングするなどの新規事業も開拓すると説明した。

ClubhouseのChris Young社長は新規事業について、「BlockhouseCHは世界初のクリプト関連を中心としたコンテンツプラットフォームの1つとなり、仮想通貨とNFTの経験を持つ人によってコンテンツが作られ、グローバル聴衆に届けていきたい」と述べた。

また、RaribleやOpenseaなどのトップNFTマーケットプレイスの成長率や多くのVCも新規NFT事業に投資する傾向が例に取り上げられている。

なお、BlockhouseCHに関する詳細は今後追って発表するとしている。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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