オーキッドがプライバシーに関するサミット開催、スノーデンやオードリー・タンが参加

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オーキッドがバーチャルサミットを開催

デジタルプライバシー保護をミッションに、分散型VPNサービスプラットフォーム開発に取り組むオーキッド(Orchid)が、デジタルプライバシーに関するバーチャルサミット「Priv8」を開催することを発表した。

21年3月23日から25日にかけて、オンラインでの開催が予定されているこのサミットには、主催者であるオーキッドの創設者、 Steven Waterhouse博士の他、元NSA局員で内部告発者のエドワード・スノーデン氏、Zcashの開発を行うElectric Coin Companyの創業者兼CEOであるZooko Wilcox氏、電子フロンティア財団エグゼクティブディレクターのCindy Cohn氏、台湾デジタル担当大臣のオードリー・タン氏、Linux財団エグゼクティブディレクターのBrian Behlendorf氏など、政府、企業およびNGO組織から、デジタルプライバシー分野の専門家および有識者が参加。暗号化や分散化、現金の衰退による金融監視の台頭から、新型コロナウイルスの流行により加速したトレンド、およびオンラインの人権保護に至るまで、プライバシーに関する様々なトピックがカバーされる。

同サミットには誰でも無料で参加できるが、特設ページからの登録が必要となる。詳細な日程は公表されていないものの、世界中どこからでも参加できるように、一日のうちで様々な時間帯に、異なるプログラムが用意されるという。

Priv8開催について、オーキッドのSteven Waterhouse博士は、以下のように述べた。

過去一年間の変化の中で、個々のプライバシーの権利が、民主主義においていかに基礎的なのかということが、世界中に示された。世界中の人々がプライバシーに関する人権を保護するのに役立つような情報を共有できるカンファレンスを開催でき、光栄に思う。

登壇者の一人、電子フロンティア財団のCindy Cohn氏は、以下のコメントを出した。

デジタルプライバシーの重要性が、世界的な議論および民主主義の中心となることは、今までなかった。Priv8で自身の知識を共有することにより、人々が本質的な人権を保護する際の助けになれると思うと非常に喜ばしい。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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