仮想通貨カルダノ(ADA)、12月中頃にハードフォーク実施予定

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カルダノがハードフォークを予定

暗号資産(仮想通貨)カルダノの開発企業IOHKが、12月半ばにハードフォークの実施を予定していることを発表した。

IOHKのソフトウェア・エンジニアKevin Hammond氏が公表した内容によれば、このハードフォークはGoguen(ゴーグエン)へ移行するための重要なプロセスになるとのことだ。

このハードフォークで追加されるプロトコルは「トークンロック」と呼ばれるもので、比較的、小規模なプロトコルの変更にとどまっている。

ただ、このトークンロックはカルダノにスマートコントラクトおよびADA以外の資産が実装される際に重要となる機能の一つで、投票メカニズムをサポートする機能も提供することになる。

具体的には、トークンロックとは、使用されている特定トークンの利用目的を記録する方法のことを指す。

現在はカルダノブロックチェーン上で利用可能なトークンはADAのみだが、今後投票やスマートコントラクトを実行する際などに利用するカスタムトークンも追加されることができる。そのカスタムトークンが導入された場合に、その利用用途に合わせカスタムトークンを指定期間でロック(保留)する機能が提供されるということだ。

カルダノの開発段階は主に、Byron(バイロン)、Shelley(シェリー)、Goguen(ゴーグエン)、Basho(バショウ)、Voltaire(ボルテール)の5段階に分かれている。

今年7月末に大型アップグレード「Shelley(シェリー)」が完了し、次期アップグレードにはGoguen(ゴーグエン)が控えている。

参考:iohk.io

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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