米ナスダック上場企業、資産戦略でビットコインを買い増す方針

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IT企業がBTCを買い増しか

ビジネスインテリジェンスサービスを提供する米ナスダック上場企業MicroStrategyが資本配分方針の一環として、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを買い増しする可能性を示した。SECへ提出された書類で判明した。

MicroStrategyは8月にも、2万1454のBTCを購入したことが報じられていたが、新たにビットコインへの配分を強化する。一部の資本をビットコインに当てる業界外初の米上場企業として注目される。

当時の書類では、今後の資本分配に関する新たな方針として、「8月11日に公表した、2.5億ドル分のビットコイン投資額を増やす可能性がある」と説明された。

方針の採択は9月11日に開催された役員会で行われたという。MicroStrategy社の資産は現金及び現金同等物、短期投資のほか、ビットコインを主要な準備資産とすることを明確にしている。

ビットコインへの投資方針を打ち出した背景には、コロナ禍で加速した中央銀行の「米ドル無限印刷」によるインフレリスクや金利の関係性がある。米ドル保有による企業価値の希薄化を一部ヘッジするための手段として、ビットコインに注目している。

当時、ビットコインをインフレヘッジ手段として利用し、現金を保有するよりも長期的に価値が上昇する可能性があると見据えており、信頼できる価値の保存手段として活用していく方針を伝えている。

参考:SEC

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