農水省の公式YouTubeチャンネルが「ウケる」と評判だ。大臣会見を宮崎弁でアフレコするなど、バズるためなら手段を選ばない弾けぶり。ジャーナリストの藤澤志穂子さんは「農水省は霞が関でもお堅い官庁だといわれてきたが、そこへの危機感が背景にあった」という――。

チャンネル登録者2万人超、若手官僚たちが奮闘

「日本初の国家公務員ユーチューバー」が弾ける農林水産省の公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF(ばずまふ)」に注目が集まっている。

「バズる農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries=MAFF)」の意味で、全国から若手職員を公募して1月にスタート。折しも新型コロナウイルスの感染拡大で、政策発信の場としたところ人気に火が付いた。

大臣会見を宮崎弁でアフレコ、需要が落ち込んだ花や牛乳の消費拡大を、ボケとツッコミの若手芸人と見まがうコンビが呼びかけるなど「役人がここまでやるのか」といった新作を連日公開。人気動画の再生回数は約70万回に迫り、チャンネル登録数は2万を超え、「人気にあやかりたい」と他省庁や全国の自治体から問い合わせが相次いでいる。

「お堅い官庁」筆頭格だったはずの農水省、何が彼らをバズらせたのか。