「『値上げの秋』に見る、日本の元凶」

ISM

おはようございます、眞殿です。

10月から最低賃金の改正により、東京では賃金が28円引き上げられましたが、それと同時に様々な物が値上げされ、「値上げの秋」などと言われています。

鉄の高騰で鋼材の価格はリーマン・ショック時と同じほど高くなり、自動車の価格が改定されています。

また、​​紙(葉巻含む)たばこは1箱10~100円の値上げで、加熱式も1箱約30円の値上げだそうです。

その他にも、小麦粉や食用油などは数%から12%の値上げ、そして電気料金やガスも値上げされるようです。

さて、これほど様々な物が値上がりするという事実を知れば、ほとんど人が
できる限り節約しなくては、
なるべく他のもので代用しよう、、という消費者心理が働くはずです。

スーパーで同じような商品があれば、価格の安い方を買うという選択肢を多くの人が取るでしょう。

しかし、このように多くの日本人に染み付いた「安いものへの執着」が、日本の平均収入の低さに拍車をかけているのです。

収入が上がらなければ、物価も上がらない、
物価の上がりようがないから、収入も上がらない、、その負の循環を生み出しているのです。

だからこそ、国民も企業も双方が「安いものへの執着」を捨て、「価値のあるものを適正価格で買うこと」へとシフトチェンジしなければなりません。

そうは言っても、誰しもお金に余裕がある訳ではありませんし、限られた収入の中で生活しなければならないことは当然です。

その中で、多くの人々がどれほど自身の価値観を変えていけるのかが、日本を「本当の先進国」にしていく鍵だと私は思います。

多くの人が求めるものこそが、延いては自分たちの首を絞めることになっているという事実を忘れないでください。

眞殿勝年

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