PolygonがBitwiseインデックスに
米暗号資産(仮想通貨)投資企業Bitwiseは、イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションPolygon(ポリゴン)のネイティブトークンMATICを、主要銘柄指数(Bitwise 10 Large Cap Crypto Index)に新たに組み入れたことがわかった。
As part of the May month-end index reconstitution process, Polygon (MATIC) entered the Bitwise 10 Large Cap Crypto Index.
Methodology here: https://t.co/TYTaCj2NUU pic.twitter.com/qHfYUt0kGk
— Bitwise (@BitwiseInvest) June 1, 2021
『Bitwise 10 Large Cap Crypto Index』は、Bitwiseが提供する時価総額上位にある10銘柄からなる指数であり、同社が販売するファンド(投資信託)『Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)』の基準となっている。よって、BITWにも、Polygonは新規で加えられた。
最新の構成銘柄リスト:
Polygonが加わる前の構成銘柄リスト:
比較すると、AAVEとCOSMOS(ATOM)が抜けて、PolygonとEOSが新たに加わったことが判明。EOSが加わったのは、5月4日で比重が0.54%。また、Polygonの比重は、1.01%に留まる。
なお、Bitwiseは毎月の最終日に「組成銘柄調整」を行う仕組みとなっている。
BITWに関しては、Bitwiseが今年の4月に米証券取引委員会(SEC)に「Reporting Company(報告会社)」の申請書(Form10)を提出した経緯がある。申請が承認されれば、財務状況など「1934年証券取引所法」で定める情報をSECに継続的に報告する義務が発生するため、金融商品としての透明性や信頼性が向上し、機関投資家マネーの流入が見込めるという目的がある。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用