おはようございます、眞殿です。
あなたはこの1年で金融資産を増やしましたか?
この質問にどれだけの人が「はい」と答えることができるでしょうか。
日銀が発表した資金循環統計によると、2020年12月末時点において、日本での家計の金融資産は1948兆円となり、過去最高額となりました。
金融資産の中でも、現金・預金が1056兆円と多くの割合を占め、前年同月比で4.8%も増加しています。
多くの人々が預金を増やした要因には、政府が1人10万円の特別定額給付金を支給したことや、新型コロナウイルスによる外出自粛などで支出が減ったことがあるでしょう。
では、こうした流れを受け、日本国民が現金を自宅に保管する、いわゆる「タンス預金」の額はいくら位になっていると思いますか?
なんと、、、その額は100兆円を超えています。
無類の「現金好き」である日本は、諸外国と比較しても以前からタンス預金の比率が極めて高く、新型コロナウイルスという危機がそれにさらに拍車をかけることになっているのです。
現金が最も安全、
現金が一番信用できる、、そう信じてやまない国民性が100兆円という「眠るお金」を生み出しているのです。
日本の家計における金融資産が増加することはとても良いことですが、タンス預金が増加することは良いどころか、自分で自分の首を絞めるという結果を招くことになる、、、私はそう確信しています。
では、なぜ私はそう考えるのでしょうか。
その真相は、次回詳しくお話します。
眞殿勝年
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