今週のニュース
今週は、大手金融グループシティバンクによるビットコインの機関投資家向けレポートの内容が注目を集めた。
仮想通貨(暗号資産)市場では、高騰が止まらないビットコインの報道一色の展開に。アルトコインを含め、全面的に好調なパフォーマンスを見せている。
このほか、日本ではメガバンクら30社超が協業し、民間発行のデジタル通貨が実用化されることが明かされた。取引所OKExは仮想通貨出金を27日までに再開することを発表した。
今週のニュースランキング
1位:ビットコイン21年末までに3000万円超え予測=Citiレポート
シティバンク(CitiFX)は、機関投資家向けレポートにて、「ビットコインは、21世紀のデジタルゴールド」だとし1970年代に高騰した金市場とビットコインの類似点を指摘した。
2位:機関投資家も動き出す、ビットコインの買い集め価格帯が判明
大口投資家の動向を分析するWhalemapの投稿によると、一部の機関投資家は12,000ドル〜15,000ドルの範囲でビットコインを大量に買い集めている。
3位:ビットコインが3年前の仮想通貨バブルほど話題にならない理由=ブルームバーグ
ブルームバーグは17日、3年前の最高水準近くまで高騰するビットコインについて、17年のバブルほど話題になっていないと報じた。
相場ニュース|今週の市場の動きは
ビットコイン高騰はなぜ止まらないのか、過去最大級の強気相場に4つの理由
17年のバブル崩壊後、長びく価格低迷で氷河期(Crypto Winter)をもたらした「規制フェーズ」を時間を掛けて乗り越えた仮想通貨業界は、産業拡大フェーズへと移行しつつある。
仮想通貨全面高、過去の歴史では強気トレンド中の大規模調整も
モデルナのワクチンのニュースを受け、16日の米ニューヨーク株式市場は大幅続伸。 ダウ平均株価の終値は、先週末比470ドル高の2万9950ドルとなり、過去最高値を9ヶ月ぶりに更新した。
ビットコイン強気相場、17年バブルとの違いは──Chainalysis分析
Chainalysisがデータを用いて2017年末のバブル景気と今回の強気相場は大きく異なると指摘した。
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
ビットコインで積み立てる「確定拠出年金プラン」が米国で初登場
投資顧問会社のDigital Asset Investment Management(DAiM)は401(k)と呼ばれる企業が提供する確定拠出型年金において、ビットコインに投資できるプランを提供する。
リップル社CEO、中央銀行がデジタル通貨発行にXRPレジャーを検討と発言
中央銀行がステーブルコインの発行にXRPレジャーの使用を検討しているとの発言を、米リップル社CEOが行なったことが明らかになった。
ネムの新チェーン「Symbol」ローンチ日は21年1月に
ネムの新ブロックチェーンSymbolのローンチ日が、コア開発者を含むコアチームとの合意により、21年1月14日になることが発表された。
日本で民間発行デジタル通貨、2022年にも実用化へ──3メガバンクやNTTなどが協業=報道
3メガバンクやNTTグループなど30社超が協業し、デジタル通貨を整備、既存のスマホ決済や電子マネーとの交換を可能にして利便性を高める。
OKEx、仮想通貨出金を11月27日までに再開へ
現在仮想通貨の出金が停止中の中華系大手取引所OKExが出金再開の予定を発表した。11月27日前までに再開するとしている。
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