おはようございます、眞殿です。
緊急事態宣言が出された後、主要都市の大きな駅などでは人口の減少がみられています。
しかし、都心の中には、緊急事態宣言後にも、30%以上、人の増加が続いている商店街などがいくつもありますし、昨日は、鎌倉方面へ出かけた人々の影響で、海岸沿いでは大渋滞が起きていたようです。
また、東京では、緊急事態宣言後、大規模な公園に出向く人が増加しているようです。
その背景には、首相がジョギングや散歩などは今まで通りしても構わない、と発言したことや、自粛することへのストレス発散などがあります。
こうした様子を連日ニュースで見ていて、私は言葉を失いました。
「いつもなら商店街への買い物に1日3回出ているところを、1日1回にしている」と、さも外出自粛しているかのような顔をしてインタビューに答える高齢者。
「週末くらい公園で遊ばせないとずっと家にいても困る」と、自らの子供を他の大勢の子供と密接した状態で遊ばせている父親。
「運動しないとストレスがたまる」と、肩がぶつかるほどの距離感で公園を走っている多くの人々。
現在も海外で、外出禁止等の制限の元、自粛生活を送っている私からすると、日本人の言動に心底呆れ果ててしまいました。
もちろん、きちんと自粛し、不要不急の外出はしないなど、正しい行動をしている人が多くいるはずです。
しかしながら、あまりにも現実を理解できていない人が、現段階でも非常に多くいることに、呆れる以外の言葉が見つかりません。
本当に日本人の危機管理能力は低すぎます。
自分は大丈夫、、いつまでそのような根拠のない認識のままなのでしょうか。
その根拠のない自信はどこから来るのでしょうか?
何を見て、どう判断するかは、それぞれの価値観によって大きく異なります。
しかし、日本だけ見ていて、日本だけの判断基準しか持っていないようでは、本当にずれた人になってしまいます。
そして、今でさえ低い危機管理能力がますます下がり、もはや、何の危機管理能力もない人になっていくことでしょう。
そうして、日本は海外から見てますます「浮いた国」になるのです。
私は、毎日ここをご覧の皆さんに、偏った価値観ではなく、広い視野を持ち、正しい認識を培って欲しいと願っています。
ここでの発信をご覧になって、へーそうなんだ、、と思って終わることのないよう、あなたの意識の中にしっかりと落とし込み、日々の生活で思い出し、いずれはあなたの考え方や行動に表れていくように、認識を少しずつ変えてください。
そして、毎日、成長する人になっていきましょう。
では、本日もあなたとあなた以外の全ての人を守る行動で1日を過ごしましょう。
眞殿勝年
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