「人それぞれのスタンダード」

ISM

おはようございます、眞殿です。

あなたはこれまで「自分の価値観」について考えたことがありますか?

おそらく、改めてまじまじと考えたことのある人は少ないでしょう。

ところが、私たち一人一人の誰もがこの「自分の価値観」で構成されています。

つまり、人はそれぞれの持つ価値観で出来上がっているのです。

例えば、人付き合いを見直すきっかけや、離婚の理由としてよく「価値観の違い」と言われるように、やはりその影響がとても大きいことは明らかです。

そこで知って欲しいのは、「自分の価値観をしっかりと持つこと」です。

欧米諸国、特にアメリカでは、「人の数だけ価値観がある」と言われるように、「10人のアメリカ人がいれば10通りの基準がある」のです。

それは決して人それぞれが好き勝手、自己中心的な訳ではありません。

自分の考えや基準を大切にしたいからこそ、他人のそれも大切にするのです。

ですから、個人主義が強く、全ての個人の存在を受け入れようと人々は努力します。

一方、日本ではアメリカのような「人の数だけ価値観がある」という考えは決して通じません。

多々の集団の中において、皆が同じであることが正しいというような同調圧力で締め付け、個人主義を貫くことは許されないがゆえに、他人が自分と違えば受け入れられず拒否することに走ってしまうのです。

それはとても悲しく、ある意味とても残忍です。

欧米諸国のような価値観と日本のそれとでは、文化や風習などによりどれも大きく異なるのでどちらが正しいとは一概に言えませんが、誰もが自信と思いやりを持ち、他人の価値観を脅かさず生きていけることこそとても必要なことだと私は思います。

眞殿勝年

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