おはようございます、眞殿です。
先日、閉会した東京オリンピックにおいて、日本は男女格差の問題や多様性の遅れなど様々な問題が露呈し、多くの人々に考える機会を示す事となりました。
特に、「多様性」という分野で、日本はより前進していく必要があるのではないでしょうか。
12日、アメリカ政府は2020年に実施した国勢調査の詳細を公表し、人種別で最も多い白人(中南米系を除く)の人口が、前回の調査(2010年)に比べ約2.7%減少したと明らかにしました。
白人の人口が減少したのは、1790年の調査開始以来初めてのことです。
その背景には、白人の出生率低下や、人種の多様化、複雑化があります。
白人以外の中南米系やアジア系が増えたほか、多様なルーツを持つことから自信を「白人であり、黒人でもある」など、回答時に複数の人種を選択した人が全体の約1割にも上っているのです。
アメリカでこうした流れがあるということは、世界中でも同様の動きができてくるということでもあります。
では、日本はどうでしょう?
東京や首都圏に暮らす人ならば、ある程度、人種の多様性というものを実感するでしょう。
一方、地方や田舎に暮らす人はそれを感じることが少ない、もしくはほぼ無いに等しいはずです。
日本は単一民族国家であるが故に、多様性というものに無頓着であると言わざるを得ません。
(厳密な意味での単一民族国家は世界に存在しません)
しかし今後、無頓着や無関心では済まされない時代により一層なっていきます。
多様性を無視した差別などもってのほかです。
改めて多様性とは何かを考え、世界に取り残されることのない日本になっていきたいものです。
眞殿勝年
コメント