おはようございます、眞殿です。
現在、国や多くの企業がこぞって「サステナブルな〜〜」「SDGs」などの言葉を掲げているものの、具体的にどう取り組んでいるのかなどを明確にし、実行されているものが少なく、伴っていないことが多いというお話をしました。
私がここ最近でそのことを最も感じたのは、東京オリンピック・パラリンピックの大規模パブリックビューイング(PV)計画のために都立代々木公園の樹木が剪定されたことです。
パブリックビューイングを行う上で広い場を確保するため、生きた樹木が刈られたのです。
しかもその後、オリンピック期間中のPVは中止となり、会場をワクチン接種に転用すると報じられました。
ただ、パラリンピック期間中の使い方については現段階では未定とのことで、大型ビジョンなどを設置し、PV実施の選択肢も残されていると言います。
新型コロナウイルスの感染者がまだまだ多くいる中でのPV計画自体、ありえない事である上に、計画性もなく自然を破壊することが正しいのでしょうか?
それが日本政府の言う「SDGs」なのでしょうか?
もちろん、環境保全等のために行う剪定は必要ですが、今回の件はそれとは全く異なるものです。
このような行為をしている限り、「サステナブルな〜〜」「SDGs」などと掲げる資格はありません。
この一件を見て、私はとても悲しく虚しい気持ちになりました。
企業や国がそれを掲げるならば、より真剣に取り組まなければならないことをもっと自覚する必要があるのではないでしょうか。
より良い環境や、より豊かな社会を実現するために私たちができることは多くあります。
それを常に忘れず、自分たちのできることをできる限り続けていくことが大切だと改めて思います。
眞殿勝年
コメント