おはようございます、眞殿です。
前回、世の中の約9割の人が、自分自身に対して客観的な視点を持つことができていないというお話をしました。
それ故、多くの日本人は自己評価が低く、自身の長所を把握できていないのです。
では、なぜ日本ではこうした傾向が強いのでしょうか?
それは、日本には「できないことを認めない文化」があるからです。
分かりやすく言うと、「出来ないことをどうにか必死に出来るようになれ」と求められているのです。
例えば、幼い子供に「好き嫌いせず何でも残さず食べましょう」と教えること。
逆上がりができない子供にできるまで練習させるこなど。
日本では、出来ないことを出来ないままで終わらせることは良しとされないのです。
一方、アメリカなどでは「出来ることをより一層出来る限り伸ばす」文化があります。
それは、出来ないことにフォーカスするよりも、出来ることをより伸ばしていこうとする考えです。
不可能なことを無理してでも可能にするのではなく、今できることを更にレベルアップしていくことにこそ力を注ぐべきだと捉えるのです。
この両者の違いをあなたはどう捉えるでしょうか?
私はもちろん、後者の考えのもと日々行動しています。
出来ないことに無駄な時間を割くよりも、出来ることに時間と力を注ぎ、更に自分の長所を伸ばしていくことこそ意味のあることではないでしょうか。
あなたも自身の長所を正しく把握し、その長所を更にレベルアップできる人になりましょう。
眞殿勝年
コメント