「関心すらおこらない国」

ISM

おはようございます、眞殿です。

前回、東京オリンピック・パラリンピック問題から見る「日本の空気の読めなさ」具合についてお話しました。

1年前から答えの出ないことを未だに議論している日本は、海外でどのように報じられているのでしょうか?


私が滞在する国でもそうですが、先日の森氏の女性蔑視発言については取り沙汰されていたものの、それは日本の男女格差や女性の権利の遅れについて報じたものでした。

日本が問題視している「オリンピック開催」については、はっきり言ってもう関心がないとも言えるのです。


例えば、昨年最も早く東京オリンピックへの不参加を正式表明した国カナダでは、ほぼニュースにもならなければ、話題にも上っていません。

なぜなら、日本政府もIOCも「開催する」と言っておきながら、開催するための具体案を提示することもせず、その確固たる証拠となるものもないのですから、「報道する、しないの問題」ではなく、「不確かなことばかりで報道する価値すらない」ものなのです。


また、2月に日本でコロナワクチン接種が開始された時には「日本でワクチン接種が始まりました。G7では最後の国です」と報道されました。

ここにある本意とは、「オリンピック開催国なのにG7で最後とは、あり得ない、、」というものなのです。


こうして、日本は海外から報道する価値すらないと思われ、もう何も期待されない国になっているのです。

これはあまりに残念なことではないでしょうか。

日本が海外から注目される存在になれるよう、その品位を取り戻していきたいものです。

眞殿勝年

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コメント

  1. ごぼてん says:

    確かに日本には宗教もなく、哲学もない。何というのだろう。指導力、牽引力、慈悲、子供を育てる意気込みなど、なんにも感じない!
    だからといって、国民も同じになりたくない哲学を持ちたい!

    • madono madono says:

      周りの多くがそうだからといって同じになる必要はないですね。
      自分が確かに信じるもの、それがあればブレずに生きていけるはずです。

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