おはようございます、眞殿です。
日本の銀行は0.001%程のありえない低金利にも関わらず、いまだに多くの日本人は
貯金さえしておけば安心だという幻想を抱いています。
普通預金ならば、1000万円を1年間預けても100円しか利子が付かないような銀行に、多くの人が預貯金をしているのですから、感覚がずれているとしか言いようがありません。
貯金さえあればなんとかなる、、このような大きく間違った考えを改めない限り、生涯お金に苦しむことになるのは必須です。
では、なぜ私がそう言い切るのかというと、そこにはある大きな理由があるのです。
その理由とは、、、
「お金の価値は目減りする」からです。
「お金の価値が目減りする」
あなたはこの意味が分かりますか?
日本では長い間デフレが続いていますが、政府はデフレを脱却するため、2%のインフレ率を目指しており、IMFが予測する日本の2018年以降のインフレ率も、毎年1%超が見込まれています。
つまり、今の日本では供給が需要を上回り、物価の下落がどんどん進んでおり、結果としてお金の価値が高まっているのです。
それが今後、政府が目指すように年2%のインフレ率で推移していくと、10年後、20年後、30年後にはお金の価値がどうなっているのか分かりますか?
例えば、「現在100万円のお金の価値」は、、
10年後には、約82万円
20年後には、約67万円
30年後には、約55万円になってしまうのです。
つまり、30年後には現在の100万円は約半分の価値しか持たないものになってしまうのです。
これが、「お金の価値が目減りする」ということです。
これは裏を返せば、30年後には倍のお金を払わなければ、現在と同等のものは手に入らないということにもなるのです。
ですから、私は多くの日本人がしているように、ただひたすら闇雲に貯金さえしていれば安心だと思うことが大きな間違いだと言っているのです。
では、何に目を向け、将来に備えていけばいいのでしょうか?
この続きはまた次回、お話していきます。
眞殿勝年
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