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Web3.0の特別賞も
米国のコロラド州と仮想通貨Chainlink(LINK)は、新たな宝くじゲームのハッカソン開催で提携を行うと発表した。
Gamejam(ハッカソン)を通して開発された宝くじゲームによる収益は、コロラド州の学校や、景観保全のために使用される予定で、そのための10億ドルの収益を得るという目標への取り組みの一環だという。
州政府が運営するの宝くじ「Colorado Lottery」が主催し、Chainlinkのほかにもブロックチェーンイベントなどを開催するETHDenverやIGTなどが協力、7月31日から8月9日がまでが開催期間となる。
Chainlinkなどのプロジェクトにとっては、認知拡大に繋がるだけでなく、ハッカソンを通じ、Web3.0に興味を持つ優秀なデベロッパーを見つけ出す場となる可能性もある。
Jared Polis知事は、このようにテクノロジーを積極的活用する試みについて以下のように語った。
官民によるテクノロジーの連携をとり、私たち州政府がテクノロジーにおけるリーダーとしての地位を得るため、昨年、コロラドデジタルサービスを立ち上げたが、より重要なのは、テクノロジーを通して州民により良いサービスを提供することだ。
宝くじゲームハッカソンには世界中の開発者も参加することが可能で、賞金は総額で2万6千ドルを超える。優勝者には1万ドル(約105万円)、2位や3位にもそれぞれ5000ドル、2500ドルが渡される。
さらに、Web3.0の使用などで規定条件を満たせば、Chainlinkらがスポンサーとなった別の賞を受け取ることができ、こちらも1位は賞金5000ドルが授与されるなど、入賞者にも賞金が用意された。
米国では、当選者の出ない宝くじの賞金が持ち越されることで、日本とは桁の違う高額の賞金が出ることもある。州など運営側にとっても宝くじで得られる収益は魅力的であり、コロラド州のColorado Lotteryのように、多くの州が会社を運営、宝くじを提供している。
このハッカソンによって今までにない宝くじゲームを生み出し、より多くの幅広いコロラド住民に宝くじを購入してもらうことが狙いだ。また、この事業の収益は、コロラド州の野外レクリエーション活動や、景観保護、学校への資金提供に使われるという。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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