澳地利で広まる仮想通貨決済
欧州オーストリアの最大のMVNO(移動体通信事業者)「A1」が、自社決済システム A1Paymentに仮想通貨決済を導入した。2019年、7店舗に限定して仮想通貨決済のトライアルを開始したが、実際の需要が確認されたことを受け2500以上の店舗に拡大する。
仮想通貨決済を導入する計画に関しては、7月2日に報じられていたが、正式発表を行なった。
決済の対象となる銘柄として、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、ライトコイン(LTC)、ステラ(XLM)、DASH(ダッシュ)を例示した。決済方法は、仮想通貨関連企業Salamantexとの提携し、支払われた銘柄がユーロに変換され、店舗は現金で受け取る仕組みを取る。
また、仮想通貨のほかにも、中華圏の観光客に向けてWeChat PayとAliPayの導入も行なった。オーストリアで進むキャッシュレス社会で、インバウンド需要を見込む機会創出を狙う。
参考:A1
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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