グーグルクラウドの提供するツールを活用
オントロジーは、グーグルクラウドのパートナーに選ばれたことを発表した。これによりオントロジーはグーグルクラウドの提供する様々な最先端サービスやツールを活用することが可能となる。
グーグルクラウドは、パートナープログラムを提供しており、日本国内を含め、数多くの企業がプログラムに参加している。
パートナー企業にとっては先端技術を利用できる機会となり、グーグルクラウド側にとっては、これまで開発してきた数々の技術をパートナー企業に活用してもらうことで、ニーズをとらえた具体的なサービスへと昇華させていくことが狙いの一つだ。
オントロジーのプラットフォームは以前より、グーグルクラウド上からの利用が可能となっているが、それとは別にオントロジーの進める計3つのプロジェクトが新たに承認を受けた。
以下が、今回承認されたプロジェクトの概要となる。
- ソーシャルクリエイタープラットフォームOGQ向けの著作権保護のソリューション
- 都市向け包括的物流サービスのKaiyunに向けた技術的サポート
- ドイツの特殊化学製品企業LANXESS向けの危険物運搬ソリューション
いずれもブロックチェーンの透明性や改ざん耐性といった特徴を活かし、著作権保護や、サプライチェーンの可視化といった分野に役立てるプロジェクトとなっている。
パートナー採択にあたり、オントロジーの共同創設者、Andy Jiは、以下のように述べた。
グーグルクラウドとのコラボは、我々が現実世界の企業に対して、ブロックチェーン技術とクラウドコンピューティングのような技術的分野と組み合わせることの価値を実演するための機会を与え、ブロックチェーンを普及させるための重要なステップとなります。
また、オントロジーはグーグルクラウドの開催するNext OnAirイベントにも参加し、9週間にもおよぶイベントの中で、ブレークアウトセッションや、デジタルデモなどに登場することが併せて告知されている。
参考:Ontology
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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