バイナンス、Kyber Networkのステーキングサービス開始
仮想通貨取引所バイナンスは14日、カイバーネットワーク(KNC)のステーキングに対応する。
バイナンスがユーザーのKNCを代理運用し、1KNC以上保有しているユーザーを対象に、月間の収益を分配する。
ステーキング対応の記念として最初の3ヶ月間、KNCステーキングに参加したユーザーに対し、各期間(1ヶ月)ごとに$33,333.33相当の追加報酬が加算されるキャンペーンも行う。
Kyber Network
Kyber Networkは7月7日、プロトコルの大型アップグレード「Katalyst」を完了、自律分散型組織のプラットフォーム「KyberDAO」をローンチ。KNCをステークすることによってガバナンスに参加できる新たな体制を構築している。ユーザーは、ステーキングを活用した投票への参加などで、報酬を得ることができる。報酬はKNCではなく、イーサリアム(ETH)で配布される。
分散型取引所(DEX)としての「カイバー・ネットワーク(Kyber Network)」は、ユニスワップ(Uniswap)、IDEXと並んで人気のDEXにランクインしている。
DeFi領域の拡大に伴い、カイバーネットワークが提供するバックエンドの流動性プロトコルの取引量も増加。ステーキング開始の思惑も強まり、7月4日には1.71ドルと年初の0.18ドルから10倍もの価格高騰を記録していた。
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用