マネックス証券、仮想通貨デリバティブを提供へ
マネックス証券が、仮想通貨の差金決済取引(CFD)の取り扱いを開始することがわかった。日経新聞が報じた。
マネックスグループは、傘下のコインチェック株式会社で仮想通貨交換業を営んでいるが、金商法改正を受け、マネックス証券で仮想通貨のCFD取引を開始する。主要ネット証券では初めての事例になる。
取扱銘柄はビットコインやイーサリアムを含む4銘柄で、レバレッジ比率を2倍とする。
マネックス証券は、マネックスグループ株式会社(金融持株会社)の完全子会社。マネックスグループは、仮想通貨取引所「Coincheck」運営のコインチェックを傘下に収める。
CFDは、「差金決済」取引のことで、取引の過程で発生した内容を実際には行わず、結果として生じた差額のみを決済する方式のデリバティブ(金融派生商品)取引の一つ。
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