PundiXとPayPal
シンガポールの仮想通貨関連企業Pundi X Labsが、PundiXシステムを利用したハンディPOSレジ機「Pundi XPOS」に米大手決済PayPalのサービスを導入したことがわかった。
発表によると、PayPalはXposに導入された初のモバイル決済アプリだ。PayPalが利用可能になったことで、米国でXPOSを通してQRコード決済、およびクレジットカード払いをすることができるという。
7月1日より米国でXPOSを利用する店舗がPayPalのトランザクションサービスを申請開始。2週間以内にPayPayのアプリがXPOSに実装される見通しだ。
「XPOS」はシンガポール金融庁の許諾を受けたものだ。導入している店舗は、ビットコイン、イーサリアム、ネム、PundiXトークンなど20種以上の仮想通貨支払いオプションが選択できる。
PayPal希望者が7割
Pundi XはPayPalの導入を選定する前に、SNS上でいつくかのモバイルペイメントアプリの導入案を提示し、ユーザーから募っていた。PayPal以外にも、WeChat Payやアリペイ、GoPayなどの選択肢はあったが、PayPalは7割の票数で最も希望されるサービスとして選ばれたという。
PayPalの仮想通貨参入
先週には、PayPalと傘下のP2P決済企業Venmoが、仮想通貨売買のサービスをユーザーに直接提供する可能性が報じられている。複数の仮想通貨取引所と提携し、数ヶ月以内に決済プラットフォームで提供する計画をしているとの情報だった。
また、同社は「クリプトエンジニア」と「ブロックチェーンリサーチエンジニア」の募集も行なっているという。
参考:Pundi X
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