半減期に関する記事を宣伝
ブルームバーグ紙が仮想通貨ビットコインについての自社の記事を、大手SNSのFacebook上で宣伝していることが確認された。フェイスブックに対し宣伝費用を支払っていると見られている。
ブルームバーグが宣伝しているのは、ビットコインの3度目の半減期に関する記事で、ヘッジファンドを率いいる著名投資家のチューダー・ジョーンズ氏がビットコインを購入したことなどに触れている。
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新型コロナが感染を拡大する中で中央銀行などは新たに大量のマネーを投入することで市場を支えている一方で、インフレの懸念についても指摘した内容で、なぜビットコインがそのヘッジとして買われているのかについて半減期を交え考察されている内容だった。
ブルームバーグは今月18日にもビットコインについて、米国ではブーマー世代(55〜73歳)が一部のプラットフォームにおいてビットコインの購入をけん引する存在となっていることを独自取材で報じるなど、ビットコインへの論調を変化させている。
中央銀行への不信が増加するという、2008年にビットコインが誕生した当時と似たような状況が生まれる中で、一般人からのビットコインへの注目も再び集まっている。ビットコイン関連記事を広告運用するタイミングとしてはまたとない機会と見ているのではないか、との指摘もみられた。
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